アニメ「銀魂」OP曲歌う大阪発ガールズバンド「ЯeaL」奮闘中
Aika今の生活あるのは「銀魂」があるから?
さて、このOP曲起用に、並々ならぬ思いを持っているのがAika。実はAikaは大の「銀魂ファン」で、ドラムを始めるきっかけになったのも銀魂だという。 「私がアニメファンになったきっかけが『銀魂』。それを通じて友達になった子とゲームセンターに行った時に『太鼓の達人』を覚え、そのたたき方がうまかったことがきっかけで、このバンドのメンバーになったんです」とうれしそうに語り、Aikaいわくこれは「奇跡のような巡り会わせ」だそうだ。
月の半分は東京ですごす「山手線どこで降りてもオシャレ」
経験を積みつつ、最近では月の半分を東京ですごすことも多くなった。「東京生活はどんな感じ?」と聞くとメンバーらは口をそろえ大阪環状線と山手線を比較しながら「山手線はどこで降りても『オシャレ』っていう感じがする」「ビルがキラキラしてて」と元気に話し始め、こうした表情はまだ19歳のあどけなさが残る印象だ。 しかし、ひとたび目標を聞くと充実感・ワクワク感に満ちあふれたバンドメンバーの表情に変わる。それもそのはず、今年は5月27日の大阪「心斎橋BIGCAT」を皮切りに、名古屋、福岡、渋谷で初の「ワンマンツアー」を控えているという。 メンバーは「ワンマンツアーで1人でも多くの人に知ってもらいたい」(Yurika)、「ワンマンツアーってはじめて。東名阪まわったりはしたけど、私たちのほかのバンドさんの力を借りられない。4人そしてスタッフのみなさんとがんばって、一つひとつを大事にしていきたい」(Aika)、「個人的ですがベーシストでバンドは決まるとよく言われプレッシャーですが、それに負けないくらいすごいベーシストになる」(Fumiha)と笑顔で語る彼女たちは気合十分の様子だ。
Ryoko「言葉って大事やし、楽曲も大事やし」
そして、Ryokoは「私はボーカル。この1年思ったんですが、誰かに言葉で伝えられるのは私しかいない。MCや曲を歌ってるので、言葉って大事やし、楽曲も大事やし。良い曲をもっとかいて言葉で伝えていきたい。ワンマンライブも何人来てもらえるかわからないけど、1人ひとりに声をかけていきたい、最高のステージにしてみんなに伝えていきたいです」と力強く話していた。大阪発のティーンズガールズバンドは、今後も飛躍を続けそうだ。