「一瞬にして崩れ去った…」舟久保遥香に敗れたウクライナのモデル柔道家が涙のメッセージも、周囲に感謝「私にパワーと希望を与えてくれる」【パリ五輪】
無念の想いで畳を去った。 7月31日、パリ五輪の柔道女子57キロ級で2回戦で敗れたダリア・ビロディド(ウクライナ)が自身のインスタグラムを更新。日本の舟久保遥香に敗れたあと、胸中を綴っている。 【画像】無念の敗北…ビロディドが投稿した涙をさそう3枚の写真 2018、19年には48キロ級で世界女王に輝き、東京五輪では銅メダルを獲得した。その美貌からモデルも務め、日本でも人気の高い柔道家が投稿したのは自身が敗れた直後の3枚の写真だ。座って顔を覆う姿、畳を去るときに涙を流すなど、どれも胸がしめつけられるカットだ。 ビロディドは文面にウクライナ語で「一瞬にして崩れ去った。痛み、失望、叶わぬ夢…。」と書き出し、大舞台での敗北に嘆く。しかし、「素晴らしいサポートをしてくれた仲間たちに、心から感謝しています!表彰台に立っているときだけでなく、絶望的な瞬間にも皆さんが一緒にいてくれることはかけがえのないことです。皆さんは私にパワーと希望を与えてくれる!ありがとう、ありがとう、ありがとう」と謝辞した。 最後に「応援してくれたすべての人に感謝します!」とハートの絵文字を添えて、メッセージを締めくくっている。 投稿をチェックしたフォローからは「ダリア、君はまだチャンピオンだ」「これで終わりではない」「ここから勝利を取り戻すための新しいスタートだ」「ウクライナの誇り」など、海外から多くの励ましのメッセージが寄せられている。 今大会は階級を2つ上げてメダル獲得を目指したが、夢破れたビロディド。日本でも人気の高い美しい柔道家の動向に、引き続き注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 柔道・阿部詩が心境吐露「情けない姿を見せてしまい…」兄・一二三は妹の謝罪に「情けなくなんかない。心の底から誇りに思います」【パリ五輪】
- 「謝罪の言葉がありました」不可解判定で揺れた永山竜樹がガルリゴスとの“和解2ショット”を公開!「彼にとっても不本意な結果だった」【パリ五輪】
- 「柔道ってこんな競技だったっけ?」橋本壮市に勝利したフランス選手の“反則狙い”の戦法にファンは大激怒、審判団の不可解判定も再び【パリ五輪】
- 「やっぱ今回の審判団おかしくね?」柔道・橋本壮市、まさかの反則負けにファンは落胆、怒り、不信感…「ずっと組もうとしてたのになんでこっちが指導されるんだ」【パリ五輪】
- 「審判の声は聞こえなかった」誹謗中傷に晒されたガルリゴスが注目発言!「柔道の価値に反していない」永山竜樹のSNS投稿には“感謝の絵文字”で応える【パリ五輪】