ソフトバンク・大津亮介

　ソフトバンク・大津亮介投手（25）が意外な特技を披露し、注目を高めている。19日に福岡市内で行われたイベントで同僚の又吉、タレントのDJダイノジらと〝キレキレ〟のダンスを踊り、持ち前の身体能力の高さを見せつけたからだ。 　22日にはペイペイドームでの投手練習に参加。25日のロッテ戦（ZOZOマリン）で今季3勝目を狙う右腕は、ブルペンで34球を投げ込むなど、黙々と調整した。 　その際に3日前の前出イベントでCreepy　Nutsの世界的ヒット曲「Bling―Bang―Bang―Born」に合わせ、腰をくねらせながらBBBBダンスを見せたことを問われると「10分以上は踊りましたね。体育の発表会以来ですね」とニヤリ。「イベントに呼ばれるのはうれしいですし、普段応援してもらっている皆さんの前で、少しでも喜んでもらえたら」と白い歯をのぞかせた。 　その一方、次回登板で対峙するロッテ打線については「意外と一発があるバッターが多い」と警戒心を強めつつ「やっぱり2試合連続で被弾を浴びているんで、その1本に悔やまないように投げる。投げられる分、全力で」と続けた。 　前回登板した14日の西武戦（ベルーナ）ではダンス同様、柔軟な動きを駆使しながら背面キャッチも披露。マウンド上でも7回5安打1失点と好投し、2勝目をマークしている。変幻自在の投法と驚異のスタミナを両立させ、無傷のまま3つ目の白星をつかみたいところだ。