生徒や卒業生らが学校の魅力をラジオで発信 開校10周年記念し/福知山高校附属中学校
京都府福知山市土師の福知山高校附属中学校(藤田浩校長)は、今年で開校10周年を迎えたことを記念して、生徒や卒業生らが出演してラジオ番組を制作し、京都FM丹波放送で学校生活の様子などを発信している。 開校10周年を祝う機運を高め、地域への周知を目的に実施。放送は第1回「附属中の学校生活」、第2回「兄弟福中」、第3回「先輩今どうしてる?」の全3回で、各回のテーマに沿って、部活動や探究活動「みらい楽」の紹介、学校のあるあるトーク、卒業生の近況などを紹介する。 ラジオパーソナリティーは、夏にFM丹波放送のラジオ局で職場体験をした附属中2年の塩見好泉さんと太田未來さん。このほど第2回放送の収録が、旭が丘のスタジオであり、全員が附属中に入学した生徒と卒業生のきょうだい2組が出演した。 まず昭和小学校出身で福高1年の足立琢真さん、同3年の稜弥さん、大学生の紗弥子さんの3きょうだいが、「どんな学校生活だったか」「どうして同じ学校への進学を選んだのか」「同じ学校で良かったことは」といった質問に回答しながら、会話を進めていった。初めは緊張した様子だったが、よく知る先生のエピソードなど、共通の話題を話すうちに緊張もほぐれ、テンポよく笑顔で収録に励んだ。 パーソナリティーを務めた塩見さんは「話の内容を頭のなかで構成することを意識して収録に臨みました。初対面でしたが、本番では打ち解けて楽しく話せてよかった」、太田さんは「相づちを打ちながら間を作らないよう心掛けました。頑張っている生徒や卒業生の様子が伝われば」と話していた。 放送は、金曜日午後4時からの市民参加型番組「七色バラエティ」の枠で流れる。第2回は18日、第3回は25日で、再放送はともに放送日翌週の月曜午後5時から。26日午後2時からは全3回分をまとめた一挙放送をする。