30年以上クルーズを取材したプロがすすめる、外国客船「Silver Nova」【2024年秋には日本発着も予定】
コロナ禍の収まりとともに外国客船の日本寄港も増え、待望の海外クルーズも続々と再開。船舶会社の新造船のニュースも続き、新時代到来かと思わせるほどの活況を見せつつあるクルーズの世界。 【画像】“オーナーズ・スイート”のベッドルーム。全客室がプライベート・ベランダ付き。 気軽なワンナイトクルーズから極地を旅するエクスペディションクルーズまで、旅のプランは多種多彩だ。洋上のホテルとも称される豪華客船の魅力とは。 クルーズライターの上田寿美子さんおすすめの外国客船クルーズをご紹介。
全客室バトラー付きのスモールラグジュアリー
◆Silver Nova(シルバー・ノヴァ) 2023年7月に就航したばかりの「シルバー・ノヴァ」は、伝統を守りつつモダンに進化したスモールラグジュアリー「シルバーシー・クルーズ」の新造船。 全室スイートの客室は、シルバーシー史上最多の13カテゴリー364室を誇り、肩肘張らないアットホームな接客でゲストを迎えてくれる。 「基本的なオールインクルーシブに加え、全客室バトラーサービス付きなので、甘やかされ放題です」(上田さん) LNG(液化天然ガス)を主な燃料とし、燃料電池とバッテリーを組み合わせたハイブリッド電源によりクルーズ業界で初めて港での排気ガスフリーを実現するなど、環境への配慮も注目を集めている。 2024年秋には初の日本発着クルーズが実現予定で、期待が高まるばかりだ。 Silver Nova(シルバー・ノヴァ) 運航会社 シルバーシー・クルーズ 乗客定員 728名 客室数 364室(全室スイート) 上田寿美子(うえだすみこ)さん。 クルーズライター。30年以上にわたって豪華客船を取材しクルーズの魅力を伝え続ける一方、外国客船の進水式や命名式に日本代表のジャーナリストとして招待されるなど世界的に活動。客船や旅行会社などのクルーズセミナー講師も務める。著書に『ゼロからわかる 豪華客船で行くクルーズの旅』『上田寿美子のクルーズ! 万才』など。
張替裕子(Giraffe)