SMエンタの4~6月期売上高5.9%増 営業利益は30.7%減
【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所、SMエンタテインメントが7日発表した4~6月期の連結決算によると、売上高は前年同期比5.9%増の2539億ウォン(約272億円)、本業のもうけを示す営業利益は同30.7%減の247億ウォンだった。 SMエンタは「売上高はアルバム販売やコンサートの増加で増えたが、営業利益は制作コンテンツの分量増加や子会社の赤字などで減った」と説明した。 当期純利益は84億ウォンで70.3%減少し、営業利益率は9.7%で5.1ポイント減った。 SMエンタは英ロンドンで1日(現地時間)、同社が手掛けた初の英国ボーイズグループ「DEAR ALICE」を公開した。DEAR ALICEは、SMエンタとカカオエンターテインメントの北米法人、英ロンドンに本社を置くテレビ制作会社・ムーンアンドバックのコラボによって誕生した。 7~9月期には男性グループNCT WISH(エヌシーティーウィッシュ)やSHINee(シャイニー)のキーの新譜、NCT(エヌシーティー)のジェヒョンのファーストソロアルバムが発売される。SMエンタ初のバーチャルアーティスト、nævis(ナイビス)のデビューも控えている。 10~12月期にはNCT DREAM(エヌシーティードリーム)のフルアルバム、少女時代のテヨンやaespa(エスパ)のミニアルバムも予定されており、新人ガールズグループのデビューも進められている。 人気番組「ミスタートロット」出演者や韓国芸能事務所の練習生、俳優などからなる5人組のアイドルグループを10~12月期に結成し、韓国と日本のテレビ番組で成長ストーリーを見せる。番組終了後には全国コンサートツアーを開く。 来年には男性グループをデビューさせる計画もある。 SMエンタの張哲赫(チャン・チョルヒョク)共同代表取締役は「クラシック、R&B、トロットなど音楽のジャンルを拡張し、日本や中国などアジア圏だけでなく英米圏でもIP(知識財産権)を拡張している」とし「マルチプロダクション体制と社内外レーベルなど多様なフォーマットを通じてIP拡張を実現していく」と話した。
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