星野真里&加藤ローサ、初恋の切ないエピソードを告白「何度も振られた」「自分の名前を書いていなくて…」
11月8日(金)にスタートする星野真里と加藤ローサがW主演を務めるドラマ「きみの継ぐ香りは」(毎週金曜夜9:25-9:54、TOKYO MX)の制作発表が10月20日に都内で行われ、星野と加藤が出席。“初恋”の切ないエピソードなどを語った。 【写真】柔らかな笑顔で見つめ合う星野真里“桜”&加藤ローサ“萌音”…「きみの継ぐ香りは」メインビジュアル解禁 ■“香り”によって親子2世代で紡がれていく初恋と家族愛 同ドラマは小川まるにの同名コミックが原作で、“香り”によって親子2世代で紡がれていく初恋と家族愛を描いた物語。星野演じる桜は、「大好きな萌音(加藤)が自分の知らない男と結婚した」そんな“人生最悪の日”に“最高の宝物”を授かる。そして18年後、息子・透輝(今井柊斗)が高校生になったある日、透輝が連れて来た彼女・叶(滝澤エリカ)は、桜が大好きだった萌音とそっくりで、2人の思い出の香りをまとっていた。そして叶は萌音の娘だと分かる…。 オファーを受けたときのことを、星野は「原作を読ませていただいて、あっという間に引き込まれてしまって。とてもすてきな物語ですし、桜がすごくカッコいい生き方をしていて、憧れの気持ちもありぜひやりたいなって思いました」と回顧。一方、加藤は「ドラマの現場自体数年ぶりということもあったし、大学の同級生の桜と疎遠になっていて、子どもを通して再会するのですが、複雑な部分もあって私に演じられるかなという不安のほうが大きかったです」と率直な気持ちを吐露した。 しかし、そんな不安を払拭するくらい現場は和やかだったようで、加藤は「透輝くん(今井)は真っすぐでピュアでしっかりしていて、桜と透輝くんを間近で見ていたらすてきだなって思いました。(演じる萌音の)娘・叶(滝澤)との掛け合いとか、香水をかけあったりとか、楽しくキャッキャやっていました」と話した。 ■星野、家族愛について気付かされたことを告白 家族愛についても描かれている今作について、星野は「(桜と透輝は)家族になったきっかけが多くの方が経験をされているような段階を経ていないのですが、2人の関係や絆、一緒にいた時間の強さ、温かさに対して尊いなって。これも愛だよね、親子だよね、今まで自分が家族ってこうあるべきとか、“親とは、子とは、こうあるべき”と思い込んでいたんだなと思いました」と、新たな気付きもあったそう。 また会見では今作のテーマでもある初恋にちなんで、2人が初恋にまつわるエピソードを話す一幕も。星野は「何度も振られました(笑)。中学生のときにサッカー部の男の子を約3年間思い続けていて、実らないからこそ切ない思い出でもあります。でもいろんな思いを経験させてもらいました」と明かすと、加藤も「小学4年生のとき、バレンタインにクッキーを焼いて好きな男の子の家のポストに入れたんですけど、自分の名前を書いていなくて…。自分だって言えなかったんです」と、それぞれ切ない思い出を振り返った。 さらに会見内でメインビジュアルが解禁となり、エンディング主題歌が、Nora(from 今夜、あの街から)の新曲「ツバサ(feat. 珀)」に決定したことも発表された。 ◆取材・文=NAGACO