写真：LIMO [リーモ]

物価高の今だからこそ、安価なデカ盛りは「食べるのが好きな人」にとってうれしいもの。 【写真6枚】ボリューム満点の「からあげ」 今回は、フタが閉まりきらない唐揚げ弁当を提供する「お弁当伊兵衛」を紹介します。 神奈川県横浜市にある同店は国産米100％にこだわり、お弁当やおにぎりを販売しています。加えて、ボリューミーなおかずの数々も魅力的。 ちなみに、総務省統計局「家計調査」時系列データ（単身世帯）によると、2022年の食費の平均は51万9311円なので、1日の食費は1422円です。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

神奈川県横浜市にある「お弁当伊兵衛」

「お弁当の伊兵衛」は、平日の朝5:00～営業。お弁当はその場での購入はもちろん、事前予約による受け渡しも行っています。朝早くに足を運ぶと、通勤のついでに立ち寄るお客さんも多く見られました。 常時、たくさんのお弁当やおにぎりが置いてあります。そのどれもがお手頃価格で、ボリューム満点。デカ盛りと呼ばれるものは、ハンバーグやメンチカツ、チキンカツなど種類もたくさんありました。 今回は、デカ盛りへの期待を胸に、お店のイチオシである「若鶏からあげ弁当　特盛り450グラム」（850円/税込）を注文。からあげの味は、うま塩と醤油味の半々にし、熱々を包んでもらいます。

「お弁当伊兵衛」450gもある特盛り若鶏からあげ弁当を実食

お弁当の重さはとにかくずっしり。からあげとご飯と分けて、パックは2つ。2段重ねで手渡されます。熱々のからあげから出る湯気がビニール袋にこもり、箸袋もシナシナになるほど。 蓋を開けてみて、特盛りのからあげの量に思わず目を奪われます。からあげはもちろん、ご飯もたっぷり。国産米にこだわっているというお米は、ツヤがあり粒が立っています。 さっそく、からあげにかぶりつきます。甘辛さを感じるのは醤油味でしょう。ジューシーな鶏もも肉の脂が口の中にあふれます。たくさんからあげが入っている分冷めにくく、衣もざくっと感があります。もっとサクサクとさせたいという人は、温め返すのがいいでしょう。 続いて、うま塩味のからあげをひとつ。こちらは、どちらかというと出汁の風味を感じるからあげです。程よい塩気とさっぱり感に、柔らかな鶏もも肉。どちらの味もご飯が進みますね。ご飯が少し固めの炊き加減なのも、からあげとマッチするうれしいポイント。 食べても食べてもなくならないからあげは、まさに特盛りの成せる技。2種類ともしっかりした味つけで、ご飯のおかずにぴったりです。分厚すぎない衣と、ぷりっと旨味のある肉のコンビネーション。いくらでも食べていたいと感じさせてくれる絶妙なからあげです。 量が多いだけでなく、こだわりを感じさせるからあげ弁当ですよ。