家事・子どもの送迎・ケアで時給1万5000ウォン「頻繁に休む人は不要」…韓国・過剰な労働条件に非難殺到
【01月07日 KOREA WAVE】韓国の中古取引プラットフォーム「タングン」に掲載されたアルバイト募集広告が、過剰な労働条件で批判を浴びている。 この求人は「放課後や学習塾からの子どもの送迎と世話」というタイトルで、家事を含む幅広い業務を要求している。具体的には家の換気、掃除、窓枠や棚の拭き掃除、洗い物、乾燥機の中の洗濯物を畳むことを挙げた。子どもの学習塾の送迎をしたりシャワー浴びさせたりするほか、夕食の準備ろ後片付けなども求めている。 投稿者はさらに「1年以上働ける方で、言い訳して辞める人や頻繁に休む人は不要」と記載。「家族のように接するが、仕事は仕事として割り切れる方を希望する」としたほか、「料理が得意で薄味の料理を作れる方が望ましい」と条件を付けた。 応募には住民登録証、住民票、犯罪記録証明書の提出を求め、防犯カメラが多数設置されている家での勤務に同意することも必要だとしている。勤務時間は平日のみで時給は1万5000ウォン(約1650円)。 この条件に対してSNSでは「これでは奴隷募集だ」「こんな労働条件でこの賃金はおかしい」との批判が相次ぎ、一部には「高齢女性をターゲットにしているようで腹立たしい」という指摘もある。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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