梅雨前線が停滞中 九州や東北で大雨の恐れ 27日(木)から週末にかけて大雨に 太平洋側では激しい雨の可能性も 【今後の雨・風のシミュレーション】
25日は多くの所で曇りや雨となっていて、じめっとした梅雨空が広がっています。東北地方では大気の状態が非常に不安定となっていて大雨となる所がある見込みで、気象庁は25日朝から夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。 【画像】今後の雨風シミュレーション 30日(日)午後3時までの予想 気象庁によりますと、東北地方では気圧の谷や暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定となっています。 そのため東北地方では雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があるとしています。 ■雨の予想 ▽25日の予想1時間降水量(多い所) 東北北部・東北南部 40ミリ ▽26日午前6時までの予想24時間降水量(多い所) 東北北部・東北南部 80ミリ 気象庁は、東北地方では25日朝から夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。 また25日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意が必要です。 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 27日(木)以降は、梅雨前線の影響で九州や四国、中国で雨となり、雨の範囲は週末にかけて広がりそうで、28日(金)は太平洋側を中心に大雨となる所がある見込みです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送