ヘンリー&母ダイアナ妃の長きにわたるF1愛 懐かしの写真で回顧
ヘンリーが母の故・ダイアナ妃とともにイギリス・グランプリの会場を初めて訪れたのは、9歳のときでした。 【写真】ダイアナ元妃が息子たちと過ごした「最後の夏休み」
チャールズ皇太子夫妻の別居が発表されてからすでに2年が経過していた1994年、離婚が成立する1996年までロイヤルとしての公務を続けていたダイアナ妃は、ヘンリー王子を伴い、ノーザンプトンシャー州のシルバーストン・サーキットで行われたレースを観戦。優勝チームにトロフィーを手渡しました。 このとき、会場にウィリアム王子(当時)の姿はなく、ヘンリー王子とその友人ひとりだけが、ダイアナ妃と一緒に会場を訪れていたようです。王子たちは、ドライバーのデヴィッド・クルサードの案内でF1チーム「ウイリアムズ・ルノー」のガレージ内も見学しました。
また、ヘンリー王子はこの前年、1993年4月には兄のウィリアム王子とともに、レスターシャー州にあるドニントン・パークで開催されたヨーロッパ・グランプリの会場も訪れていました。
同じ年の7月に行われたイギリス・グランプリの会場には、いとこのピーター・フィリップスだけが、王子に同行していたようです。
F1レース観戦は英王室の伝統
国王ジョージ6世とエリザベス王妃、エリザベス王女とマーガレット王女(肩書はすべて当時)が1950年にシルバーストン・サーキットで初めて開催されたF1レースを観戦して以来、会場に足を運ぶことは王室の伝統のひとつとなっています。
ヘンリー王子のF1レースへの愛は、初めて観戦したとき以来、長年変わらず持ち続けられてきたものと言って間違いないでしょう。ロイヤルとしての最後の公務のひとつには、シルバーストン・サーキットに開設された博物館、シルバーストン・エクスペリエンス(Silverstone Experience)のオープン記念イベントへの出席が含まれていました。
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