寒くても“やってはいけない”使い方 暖房器具から“火柱”一体なぜ?
寒さが増し、暖房器具が原因の火災が多発。“やってはいけない”暖房の使い方があります。 【写真】暖房器具が原因の火災は11月から急増…やってはいけない使い方は
■「ストーブの火が」住宅に燃え移る
5日、札幌市内では… 住人 「ストーブの火が段ボールに燃え移った」 暖房器具が原因の火災。 東京・荒川区のマンション火災は… 住人 「ストーブのコンセントから出火した」 神奈川・大和市では、木造2階建ての住宅。 住人 「ストーブの灯油に引火した」 寒さが増し、急増する暖房器具が原因の火災。暖房器具には、火災を引き起こす危険がある“やってはいけない”使い方があるといいます。
■寒くても“やってはいけない”使い方
NITE(製品評価技術基盤機構)が指摘するのは、まずは石油ストーブ。 火をつけたまま灯油を入れ… 給油口のふたがしっかりと閉まっていないと、灯油がこぼれ発火。 火を消したとしても、ストーブに余熱が残っていると、こぼれた灯油が発火してしまうこともあります。 NITE担当者 「石油ストーブに関しては、年齢が高くなってくると(誤使用を)起こしやすくなる」 電気ストーブでも、布団の近くに置きつけたまま寝てしまうと、寝返りなどで布団が電気ストーブにかかってしまい火があがりました。 さらに、洗濯物を早く乾かそうと電気ストーブの近くに… 洗濯物が回転してしまい、タオルが電気ストーブに接触し発火。次々と他の洗濯物に火が移ってしまいました。 暖房器具が原因の火災は5年間で582件発生。11月から急激に増加するといいます。 火災を防ぐために重要なことは、暖房器具と壁や物との距離を十分に取ること、そして使う前に点検することだということです。
テレビ朝日