総帥トーク 阪神の緊急補強は? 杉山健博オーナーは「そういうものが必要ならそういう手は打つ」定例報告会後に熱弁
「要するに、そこでチーム状態がどうなるかというのが非常に大事だという風に思いますし、岡田監督もそんな風に思われているわけです。ですから、今一生懸命チーム状態の底上げを図ろうということで、監督、コーチ、 選手一人一人もなんとかという思いを持ってみんなやっているわけですけれども、おそらくこれから8月、9月に向けて、そのチーム状態をなんとかして上がらせようと言って、監督が一生懸命今、陣頭指揮を取っておられますので、そういう面では非常にいい方向に進めておられるなと思いますし、私もこれから8月9月、本当の正念場、一番大事な時にチーム状態が上がってくることを節に願っているということです。それができれば、リーグ優勝、連覇もできるんじゃないかと、一番の近道じゃないかと思っているので、大いに期待しているというのが正直なところです」
--他球団ではトレードなどでチーム状態を上げようとしている
「具体的にどうのこうの、そういうのはあるんですか、ということにはお答えのしようがございません。ただ、この時期だから聞かれるのはよく分かってますが、私は選手の補強には前から言ってますけど、チーム編成の一つの策であって、チーム編成は今年だけのことだけ考えてやっているわけでは全くなくて。2年、3年はもとより、基本的には5年、6年、7年、8年でチーム編成はやっているんですよ。そういう面では目先がどうこうとか、そういうことじゃないテーマではないかなと私は思っていて。具体的には申し上げるつもりはないですけど、基本的にはそういうものが必要ならそういう手は打つし、そうじゃなくというなら、そういう手は打たないし。常にそのことは考えながらやっていますんで、としか申し上げようはない。具体的には勘弁してください」
--現場からそういう声があれば、球団としてバックアップを
「もちろん、いつもそうですよ。別に今の時期だけじゃなくて、いつも現場の声を踏まえて、現場のニーズがこうなんだということを考えて、フロントサイドでそうであれば長い目で見てこのタイミングで補強だなと、そういうことをいつも考えているわけであって。あるいは補強するにしてもこういうことだな、とか、先々のこと考えたらこういうやり方がいいなと常に考えています。だから、今聞かれてもね、という感じも正直あるんですけど、そういうことでご理解いただきたいと思います」