橋下徹氏、岸田首相の総裁選不出馬に「残念。ここまでの覚悟があるなら」政治と金の問題以外の政策は評価
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が14日、X(旧ツイッター)を更新。岸田文雄首相が9月の自民党総裁選に立候補しない意向を固めたという報道を受け、「政治と金」の問題以外の政策実行に関しては成果があったとして「残念だ」との見解を示した。 【写真】自民党総裁選に立候補しない意向を固めた岸田文雄首相 橋下氏は「ここまでの覚悟があるなら政治と金の問題でこれまでの自民党の考えを全部ひっくり返す改革を実行すれば支持率は上がっただろうに。政治と金改革以外の政策の実行はかなり成果があったので残念だ」と投稿。さらに、同氏は連続投稿し、「旧文通費の使途制限・領収書公開、政策活動費・企業団体献金の廃止、政治資金の使途(飲み食い、プレゼント、交際費などなど)上限ルールくらいなのに」と付け加えた。 橋下氏の投稿に対し、フォロワーからは「政治と金改革を最後に期待したいが、難しいか」「できないから辞めるんでしょうね」「結局、総裁選に出馬しても勝てないから不出馬なんでしょうね」「岸田さん『国民生活のため』に意外と成果をあげている」「岸田総理で解散総選挙をやるべきだった」「公約の、任期中の憲法改正国民投票の実現は?」といつた声が続いた。 岸田政権は2021年10月の発足から3年弱で幕を閉じる。首相は再選出馬を模索してきたが、内閣支持率は20%台に低迷。首相の下では次期衆院選で苦戦は免れないとして、党内から交代を求める声が上がっていた。自民は総裁選で後任を選出する。 岸田首相は午前11時半から官邸で記者会見し、総裁選への不出馬を正式に表明。「新たなリーダーを一兵卒として支えていく」「新総裁の下で真のドリームチームを作ってもらいたい」などと思いを語った。 (よろず~ニュース編集部)
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