カズ一問一答 三浦知良が約2年ぶりの日本復帰「情熱は衰えることはない。辞める選択肢はない」
サッカー元日本代表FWの三浦知良(57)が日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿に7月1日より期限付き移籍することが25日発表された。同日、東京・国立競技場で移籍会見が行われ、背番号は代名詞の「11」に決まった。昨季はポルトガル2部リーグのオリベイレンセに所属しており、およそ2年ぶりの日本復帰となる。主な一問一答は以下の通り ――復帰を決めた時期 「5月に帰国した頃には鈴鹿でプレーしようという気持ちは決めていた」 ――大きな決め手 「出場時間というところが一番大きい。これは保証されたものではない。必ずしもどれだけ出れるかというのはわからないが、可能性を考えた時に選択肢の中で、一番可能性が高かったのが鈴鹿だった」 ――昨季はポルトガルでプレー。どのような影響が 「向こうでは自分の名前や年齢だったりとか関係なく、監督選手が忖度なく触れてくれた。かなり高い強度でトレーニングできた。監督にも厳しい言葉もかけられたり、指導されたりした。精神的に若くいられた」 ――今季の目標 「15試合あるということなので、1試合でも多く1分でも多くプレーしたい。ポルトガルではゴールする事が出来なかったが、得点したいという気持ちで毎日トレーニングしていたので鈴鹿に行ってもその気持ちを毎日持ちながら、目の前の試合で1ゴールを挙げることを目標にやっていきたい」 ――多くのファンが期待している。どんな姿を見せたいか 「自分がどこまでできるかは未知。ベテランらしくないプレーをできたらいい。1対1での仕掛けで勝負していくとか、ゴールに向かっていく気持ちだったり。自分で何とかしてゴールを挙げる。そんなプレーができたらいいなと思う」 ――「ベテランらしくないプレーをしたい」と思ったいきさつ 「ポルトガルで1年半やってきた。35歳を過ぎた選手たちが、1対1で果敢に仕掛けて、ゴールに向かっていく姿に『サッカーってこういうものじゃないかな』と思った。FWはそういう風に常に前向きに向かっていくことが大事だと改めて思った。果敢に攻撃していく、ドリブルで勝負していくというのを心がけてできたらいいなと思う。これはポルトガルで得たものではないかなと思う」 ――辞める選択肢はないという言葉。今でも現役を続けるモチベーションや気持ちは