『おぎやはぎの愛車遍歴』毎年恒例「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー」軽自動車からスーパーカーまで4台がノミネート
11月16日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ 午後9時~9時54分)は、毎年恒例の企画「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー2024」を送る。 【写真】ノミネートされた1台をチェックする小木博明 2014年から数えること11年目に突入した「愛車遍歴的カー・オブ・ザ・イヤー」。今回は元トヨタ自動車の開発エンジニアで、トヨタ86やスープラを手掛けた多田哲哉さんが自身の目利きで4台を絞り込み、さらにその中から番組的ベストカーを決めていく。昨年まで選考委員を務めていたおぎやはぎからは「選考委員を引退します」と衝撃発表。小木博明は「他の人に選んでもらって、楽をしようと…」とつぶやいたが、果たして本心は? 「ジャンルが偏らないように」という多田さんの宣言通り、最初に登場したのは、ホンダの軽自動車。F1から撤退したホンダのF1チーム出身スタッフが作ったという、製造者魂を感じる1台だった。「すごい良いんですよ。熱意というか、思いに感激しちゃって」。その出来の良さから、すぐに試乗に向かったというエピソードも明かした。「日本の道、日本の環境で使うのにこんなに良いクルマはないんじゃないか」。IT化が進むトレンドにあって、アナログを残している部分も評価ポイントに加えた。 続いては、ガラっとジャンルを変えてフランス車がノミネート。多田さんが驚いたのは、その走行の安定感。パリの石畳で磨かれ続けたサスペンションなど足回りの優秀さを称賛し、「この秘密をお伝えしたい」と、開発者目線から解説を加えていく。 続いては、ポルシェから。おぎやはぎが選んできた昨年までは、ポルシェの受賞はないだけに、さっそく新たな風が吹いたようだ。多田さんは「ポルシェって誰もが認めるいいクルマ」としつつも、「何がいいの?すごく速く走れるだけなの?」という疑問を聞かれることも織り込み済み。そんな人のために、ポルシェの技術力の素晴らしさ、ユーザー目線のクルマ作りを詳しく解説。また、いつもフロントランナーだったポルシェと、「同じ土俵の端っこに、スープラで行けたかな」と思った瞬間を振り返る。 最後に登場したのは、いわゆるクルマ先進国ではなく、経済発展が目覚ましい、あの国から誕生したEV車。多田さんによると、バッテリー分野では日本のメーカーも足元にも及ばない高性能だという。改善点を指摘しつつも、「次の時代に向けて何をしないといけないか、冷静に見て、日本も頑張らないと」と、次世代の開発者たちにハッパをかけるチョイスとなった。 この4台の中から、多田さんが最終的に選んだ1台は何だったのか?実際に多田さんが、ハンドルを握りながら登場。おぎやはぎたちも「え~!そう!?」と度肝を抜かれた、まさかのチョイスとは。
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