ブラジャーのホックを前で留めてぐるっと回すのは横着ですか?
やってみると難しい後ろ留め
ブラジャーを着けるとき、背中のホックをどのように留めていますか。「後ろに手を回す」「前で留めてからぐるっと後ろに回す」など、人によってやり方に違いがあるようです。読売新聞の掲示板サイト「発言小町」には、どちらの着け方が良いかを巡って、様々な声が寄せられています。意見をピックアップしてみました。 トピ主「みそさざい」さんは、若いころから体の前でホックを留めて、ブラをぐるっと後ろに回してから「あとで肉を詰め込む」ようにしています。「自分でも横着をしているな、とは思いますが……」とのこと。ところが、加齢に伴い、関節の可動域は狭くなりがちだから、それを広げる努力が必要だということを知り、ブラのホックの留め方を見直そうと思ったそうです。 「やってみると、ブラの後ろ留めって意外に難しい。腕を後ろに伸ばすだけではダメで、かなり肩に近い高さで肘を曲げないといけないためです。この動き、体にいいんでしょうね? みなさまのブラホック留めポリシーをうかがえれば」と発言小町で呼びかけました。 このトピには、30件を超えるレス(反響)が寄せられました。 真っ先に反応したのは、「40肩」さん。「私も以前は前で留めていたのですが、実家の母から『柔軟性と筋力維持のため、後ろで留めた方がいい』と言われて以来、健康のため後ろで留めるようになりました」とコメントしています。 「ブラを着けはじめた中学生の頃から現在まで後ろでしか留めたことはないですね」と言うのは、50代になったばかりの「匿名です」さん。後ろで留める姿勢をつらいと思ったことはないそうで、「背筋や関節を伸ばすのに良いのが両手を背中側にピンと伸ばして指を組んで肩で上げ下げするストレッチです。ブラを後ろで留めるのが厳しいなら、このストレッチを隙間時間に繰り返されるとアンチエイジングに良いかもしれません」とアドバイスもしています。 体格によっても違いがあるようです。 「後ろで留めるようにしないと、胸がカップにうまく収まらないんですよね………。それに、前で留めるってことは、カップがないバンドの部分が前に来ているということで、その間、胸が潰されてて痛いし気持ち悪いです。前で留めようがホック見えないし、じゃあ最初から後ろで留めたほうが早いよね~ってことで、ずっと後ろ派です」(「しなちく」さん) 若いころは平気でも、突然、後ろ留めができなくなってしまうケースもあるようです。 「先日、四十肩の診断を受けました。肩に石灰がたまっているとのこと。運動しすぎて肩痛めたのかと思い込んでいたかった。老化って確実に来るものなんですね。冗談抜きでブラの後ろホックを留められません。エプロンの紐さえも。プルオン系の服は、激痛で着ることができなくなりました」(「四十肩で寝れない」さん) 「昨年ケガをして、手が後ろに回らなくなりました。そこで初めて『後ろでとめられない! ブラが着けられない。どうすればいい?』と検索して、前で留めてぐるっと回す方法を知った私です」(「のっこ」さん) 「2段になっているホックをふたつとも正しく背中で留めるなんて時間がかかるし無理。私も肩を壊し(運動もしてないのに筋が断裂して通院)、その時は、背中も自分では洗えなかったです」(「通りすがり」さん)