愛媛県~広島県の“隠れ県境”がまさかの日本最短!? 最長県境も愛媛県!? 意外と知らない県境の“魅力”と“可能性”
なお、参考情報として最短・最長それぞれ2番手の距離も計測しました。 ▼香川県~岡山県 2.995キロメートル(県境未定箇所を除く) ▼岩手県~秋田県 232.043キロメートル ただ、数日間かけて測定したこの結果を、このまま置いておくのはなんだかもったいないですし、ここが『最短・最長』と言われれば観光スポット等にもなりそうな気もします…。 ■そこで、県庁へ突撃提案!県の反応は… ―――県境と言えば、県庁。今回、愛媛県が有する最短・最長の県境を観光スポット化できないか、愛媛県庁へ提案してみました。 当日、対応頂いたのは、愛媛県庁の観光分野の担当となる観光スポーツ文化部。 観光国際課の魚住主幹は、あいテレビの提案について、今まで気づいていなかった面白い視点としつつ、話題になれば訪れる人も増えるのではないかと期待している、とのことでした。 また、県の観光ポータルサイト『いよ観ネット』でも是非発信したい、とPRへ前向きなコメントも頂きました。 ■既に県境を観光スポット化した例も…歩いて行ける『三県境』 一方、全国には既に県境を観光スポット化した例もあります。 埼玉県加須市、栃木県栃木市、群馬県板倉町の3県の3つの市町で構成される県境は、歩いて行ける「三県境」として整備されています。 『三県境』自体は全国にありますが、そのほとんどが山間などにあるなど、気軽に歩いて行ける場所ではありません。 埼玉県加須市北川辺総合支所・地域振興課によりますと、この歩いて行ける『三県境』を新たな観光スポットとして活用し、地域の交流人口の増加などを目的として、3市町で「栃木県・埼玉県・群馬県の三県境整備等に関する覚書」を2017年5月19日に交したとのことです。 この覚書に基づき三県境のアプローチ道路を整備し、現在ではツアー旅行の旅程に組み込まれるなど、多方面から来訪されるようになったとのことです。 ■県境が新たな観光スポットに!?その可能性は… さて、愛媛県~高知県の県境には四国カルストなど、既に知名度のある観光地も存在しますが、西村さんは少し変わった愛媛県~高知県境の『県境スポット』を紹介してくれました。