中日ドラゴンズの次期監督発表はいつ?気になるXデーを元中日・谷繁氏の情報を元に分析!
9月18日、中日ドラゴンズの立浪和義監督が今季限りの監督退任を表明しました。21日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、パーソナリティの若狭敬一アナウンサーが、次期監督選びについて、球団内部で行なわれていることなどを含めて推測していきました。 【動画】"22球の激闘"プロ野球新記録を達成!『涌井vs矢野』対決の結末はこちら【1分40秒~】
2013年を振り返る
立浪監督の退任表明。実は今回と同じようなパターンが2013年にありました。この年、高木守道監督から谷繁元信選手兼任監督への交代が発表されました。 2013年9月25日、中日はナゴヤドームで行なわれた広島東洋カープとの試合に敗れ、クライマックスシリーズ進出が不可能となりBクラスが確定。 この試合後、当時、2年契約の契約最終年だった高木監督は辞意を表明。残り6試合を残してのことでした。 「けじめじゃない。辞任は最初からわかっていることだ。強いドラゴンズの流れを絶たないようにやって来たけど、やることなすことうまくいかんかった。私の力足らず。こういう結果で残念無念」というのが高木監督の弁。 立浪監督は「けじめをつける」と言っていたので、逆のコメントとなります。ちなみに今年の立浪監督は9試合を残しての辞任表明です。
谷繁さんに聞く
シーズン途中での辞任表明の時は、すでに次期監督選びが始まっているのでしょうか?高木監督から交代した谷繁さんに、若狭が直接聞きました。 谷繁「俺に電話がかかってきたのは高木さんの退任発表の後だよ。日付までは覚えていないけど、数日後じゃなかったかなあ」 さらに落合博満さんから「白井オーナーがお前に監督をやらせたいと言っている」と電話があったんだとか。 最初は監督専任で現役引退がセット。まだ現役を続けたかった谷繁さんは1~2日ほど時間をもらったそうです。 谷繁「落合さんは俺を説得する役目だったみたい。その時、落合さんがGMするんだって言ってくれなかったからね。後で知ったよ(笑)」
2013年の流れ
若狭「高木監督退任前に、次期監督選びは進めていたかもしれないが、次の監督本人に伝えるのは現監督の退任発表の後なんですね」 谷繁さんが選手兼任監督で、と伝えると、球団はそれを飲み、公になったのが2013年10月9日です。2013年のシーズンは10月5日に終了していました。 高木監督の退任発表は9月25日。おそらくその前に監督選びは始まっていただろうと推測できますが、谷繫さんにオファーが来たのは9月25日の後。 谷繫さんが相談したのは恩師の大矢明彦さんだけ。マスコミに漏れる心配はありませんでした。 谷繁選手兼任監督就任発表は10月9日でした。2013年は退任発表から就任発表まで2週間かかっていました。