親にとっては“恐怖”の「子どもの夏休み」。毎朝のお弁当づくり、宿題のサポート…ワーママが直面する“試練”を乗り切るコツ
三番目に多かった回答は「朝の学童への送り」
通常、小学生は自分で登校してくれますが、夏休みは「学童まで親が送る」ことが多く、これが地味に大変。ただでさえ慌ただしい朝、いつもより早めに家を出て、子どもを学童まで送り届ける必要があります。 下の子が保育園に通っている場合、学童→保育園、または保育園→学童のハシゴになり、それぞれ場所が離れていると本当にキツイ……! 我が家は私が学童、夫が保育園、と分担していましたが、仮にワンオペだったとしたら……確実に職場へは遅刻していたと思います。
小学校の夏休みは試練の連続
そのほかにも、アンケートによると「長期休み中の預かり時間が短くて遅刻ギリギリ」「学童を嫌がり、休みなのになんで?と言われて返す言葉がない」「絵日記のネタとしてイベントを作らないといけない」「どこか連れていって!圧がすごい」「学童に預けることの罪悪感」など、さまざまな意見が寄せられました。 夏休み期間、通勤電車に揺られていると、お出かけしている親子連れがたくさんいて、ふと学童に行っている我が子を思い出して切なくなることも……。
学童に行かなくても夏休みは大変
ワーママの夏休みは大変ですが、子どもが学童に行かず、ママが家にいても結局大変なようで、「毎日の昼食づくりが辛かった」という声が多かったです。 ママ達の夏休みの大変さを軽減するには、自治体の支援として学童は仕出し弁当、家にいても希望制でランチを人数分、格安でデリバリーしてくれる(メニューは選択可)、くらいのサービスがあっても良いのでは?と思います。効果があるのか分からない子育て支援より、よほど嬉しいかも。
大変な夏休みを乗り切るコツ
ここまで、働く小学生ママの過酷な夏休みについてお伝えしてきましたが、「夏休みは大変」なことを前提に、今からシミュレーションをしておくと安心です。 夏休み期間の朝の出発時間、保育園送りも含めた所要時間をチェックし、パパと分担したり交代でまわす。お弁当は(チンすら不要の)冷凍食品に頼る、夏休みの宿題はハードルを上げず、任意の宿題は無理をしない、選択式の宿題は簡単なものを選ぶなど……。 とにかく、ただでさえ大変な夏休み。イライラせずに親子でストレスなく過ごせる方法を探していきたいですね。 みなさんの夏休みを乗り切る工夫についても、ぜひ教えてください!
【Profile】うなぎママ(@unagi.mama)
小3男の子、年長女の子の二児の母。 会社員として勤務する傍ら、インスタグラム(@unagi.mama)にてワーママ情報特化アカウント(10.3万フォロワー)、30代ワーママのファッションアカウント(1.1万フォロワー)を運営。 自ら直面した「小1の壁」を乗り越えるためのライフハックを発信中。