「犯罪に加担している容疑が」「 お金を調査する必要が」などの電話が… 70代男性が1383万円特殊詐欺被害
長野県松本市の70代男性が1300万円余りをだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。 特殊詐欺被害にあったのは、松本市の70代の男性です。 警察によりますと、2024年10月下旬、男性の携帯電話にクレジットカード会社の関係者や警察官を名乗る男から電話があり、「あなた名義のクレジットカードが使われています」「詐欺の容疑で逮捕した犯人があなた名義の偽造したカードを持っていました」「あなたが犯罪に加担している容疑があります」「無実を証明するために、あなたのお金を調査する必要があります」「調査のため、現金を指定する口座に送ってください」などと言われました。 男性は、11月上旬に3回にわたって、相手から指定された口座に合計1383万円を振り込んだということです。 その後、さらに相手から「親族のお金も調査する」などと言われた男性が不審に思い、警察に相談したところ、被害に気付いたということです。 警察は、「知らない電話番号には出ない」「電話でお金の話があった場合には詐欺を疑う」「1人で判断せず、必ず家族や警察に相談する」などの被害防止を呼び掛けています。
長野放送
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