鉄道ファンら新駅を見学 北陸新幹線3月開業控え
北陸新幹線金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の延伸開業を3月16日に控え、県と沿線自治体は20日、延伸区間に新設する福井、敦賀両駅の内覧会を開き、県内外の鉄道ファンら約1500人が一足先にホームなどを見学した。 敦賀駅では、3階の新幹線ホームと2階のコンコースを公開。参加者は写真を撮ったり、ホームの駅名表示板をじっくりと眺めたりした。 家族で参加した富山市の小学4年竹中一君(10)は朝6時に起き、敦賀駅に駆け付け、必要な整理券配布に並んだ。「駅が思ったより広く明るかった。開業したら始発から終点まで乗ってみたい」と笑顔だった。 27日にも県内の越前たけふ、芦原温泉両駅で内覧会を予定している。