自宅の水道から「錆びた水」が…! 浄水器の導入費用はどのくらい? 節約効果はある?
水道水が錆びたような色に変わると、心配になる方が多いでしょう。この問題は、家庭の水道管に錆びや汚れが留まっていることが原因かもしれません。そこで、浄水器の導入を検討する方もいると考えられますが、導入費用やその節約効果については不明な点が多いかもしれません。 今回は、浄水器の設置タイプ別の価格と、長期的にみた節約効果について紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
設置タイプ別の価格
浄水器を設置タイプ別に分けると、「アンダーシンク(ビルトイン)型」「据置型」「ポット・ピッチャー型」「蛇口直結型」があります。ここでは、それぞれの特徴と価格について見ていきましょう。 ■アンダーシンク(ビルトイン)型浄水器 アンダーシンク型は、シンクの下に設置され、専用の水栓から浄水を供給します。キッチンの見た目を損なわず、使いやすいことが特徴です。カートリッジの容量が大きいため、浄水能力が高く、長期間使用できます。 表1は、アンダーシンク型浄水器の製品とその価格帯です。 表1
表は価格ドットコムを基に筆者が作成 ■据置型浄水器 据置型は、シンクの横に置いて使用します。大容量のカートリッジを備えており、浄水能力が高いことが特徴です。設置も取り外しも容易ですが、設置スペースを確保する必要があります。 表2は、据置型浄水器の製品とその価格帯です。 表2
表は価格ドットコムを基に筆者が作成 ■ポット・ピッチャー型浄水器 ポット・ピッチャー型は、持ち運び可能なポットやピッチャーに浄水カートリッジが内蔵されているタイプです。コストが低く、フィルター交換も容易ですが、容量が限られているため頻繁に水を補充しなければなりません。 表3は、ポット・ピッチャー型浄水器の製品とその価格帯です。 表3
表は価格ドットコムを基に筆者が作成 ■蛇口直結型浄水器 蛇口直結型は、蛇口に直接取り付けて使用します。取り付けが簡単で、すぐに浄水を利用できることが特徴です。フィルターの交換も容易でコストも低めですが、使用中に水圧が低下することがあり、浄水能力も限られています。 表4は、蛇口直結型浄水器の製品とその価格帯です。 表4