水景クリエイター 故 天野尚氏が創り出した新潟のアート『ネイチャー アクアリウム』の魅力
新潟放送
5年振りに新潟で開催された、とある表彰式。26か国から、240人以上が訪れました。世界を魅了する、新潟発のアートとは? 【写真を見る】水景クリエイター 故 天野尚氏が創り出した新潟のアート『ネイチャー アクアリウム』の魅力 11月23日、新潟市内のホテルに世界各国の人が集まりました。行われていたのは…「IAPLC2024 アワードセレモニー」 新潟市 西蒲区の会社「アクアデザイン アマノ」が主催する、世界水草レイアウトコンテストの表彰式です。 新潟が発祥の文化、「ネイチャーアクアリウム」の技術を競いました。ネイチャーアクアリウムとは、2015年に亡くなった写真家で水景クリエイターの天野尚さんが開発した水草を育てるための水槽。 水草や岩、流木などを組み合わせて、自然界を切り取ったかのような景観を再現します。 今や、世界中にその愛好家が。2001年から始まったこのコンテストですが、今年は世界79の国と地域から1450作品の応募がありました。 ウィルス禍以降、5年振りのリアル開催となった表彰式。 【参加者は】「とても幸せです。このコンテストに参加できて、賞を取れてうれしいです」 今年世界一に輝いたのはブラジルの愛好家による、こちらの作品。流木や水草で「波」を表現したダイナミックなレイアウトです。 【優勝者 ルイス・カルロス・ガララーガさん】「夢が叶いました。ミスター天野は私の人生を変えました」 【アクアデザイン アマノ 捧 俊平さん】「オンラインでも表彰はできますけど、顔と顔を合わせてよかったね、というのが必要かなと。私も天野にいろいろなことを教わった一人なので、それを伝えつつ、この趣味をみんなで分かち合い盛り上げていけたら」 新潟から世界に発信する文化、ネイチャー アクアリウム。これからも、世界の人々を魅了します。
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