「自分らしさにこだわることよりも、なりたい自分を目指す」モデル岩堀せりが人生で大切にしていること
女性ファッション誌『ViVi』のモデルとしてデビューし、その後、『GLAMOROUS』『otona MUSE』など、幾多の雑誌の表紙を飾り、モデルのトップを走り続ける岩堀せりさん。かっこよくて唯一無二のそのスタイルは多くの女性の永遠の憧れ♡ また、夫であるGLAYのTAKUROさんとの結婚生活も21年目を迎え、家族4人でロサンゼルスに住み始めてはや6年。L.A.と東京のデュアルライフを満喫中です。 【あわせて読みたい】モデル岩堀せり「どんなに仲良くても努力は必要」母として、妻として結婚21年目で思うこと 今回は改めてせりさんの生き方、考え方について深堀りするインタビュー形式でお届け。いつでもぶれず、かっこよく生きるせりさんのモットーとは?
人生で大切にしていることと、幸せに生きるためのマインド
――せりさんがせりさんであるために。大切にしているものを教えて下さい。 子どもたちと夫。私を占めるものは家族が100%です。 今の家族中心の生活をしている私にとっては、仕事は求められたら全力で答えるという感覚です。この間、占いで仕事に関して聞いてみたら、「せりさんは、日本に戻ったときだけお仕事モードになるという感覚ですよね」と言われ、申し訳ないけどそうかもしれないと(笑)。今の私にとっては、家族が一番ですね。 ――せりさんといえばファッションというイメージも強いですが、ファッションについてはどうですか? ファッションは自分が好きだからどう、ということよりも、人からどう見られるかが大事なんです。 誰かに見られるから、というモチベーションでおしゃれをするタイプです。人に見られるからちゃんと着替えて、メイクをする。スーパーに行くだけでも気合が入るし、写真を撮るためだったら、全力でおしゃれもできる。きっかけはどうあれ、結果お気に入りの服を着ることで気持ちもアガるし、楽しいし、満足も得られますね。 ――きちんと身なりを整えることでスイッチが入るタイプなんですね。 そうですね。くせ毛なこともあってヘアセットだけでもかなり時間がかかるので、正直いつも大変だなと思っていますが、以前体調が崩れて、メンタルが不安定になってしまった時でも、子どものお迎えがあったおかげできちんとヘアメイクはしてました。予定もなく一人で家で過ごしていると、身なりを気にせず、だらしないまま一日が終わってしまい、罪悪感を感じてしまいます。それもあって一人でいるのがあまり好きではないですね。 基本的にだらしない人間なので(笑)、おしゃれをしようと思うスイッチが入るという意味でも、SNSをやっていてよかったなという感覚です。二日酔いなどで無理なときは何もしないですが、せっかくメイクをしたし、家族も暇をしてたら一緒に出かけようとなりますね。本当に、人の目のおかげでちゃんとできるような気がします。