“売れるコトバ”の作り方|セールスコピーで今すぐ使える5つの言い換え表現とAI活用例
言い換え(3) 「特定のこと以外はやらない」と断言する
例題:「クリニックのWeb制作ならお任せください」を、もっと他との違いが伝わる表現にしよう
こちらは、クリニックのWebサイト制作を専門にしている会社のコピーだ。ターゲットの絞り込みや専門特化ができているように見えるが、大橋氏は「もっと強化できる」と言う。ヒントは、「○○をします」 ではなく、「○○をしません」で表現すること。
「特定のこと以外はやらない」と断言することで、「専門性=他との違い」がより強く伝わる。また、多くの会社が「できます」と訴求するので、その中で「できません」という言葉は意外性が高く、目立つという効果もある。
┌────────── 『うちは塩ラーメンしか出さねぇよ!』というこだわりのラーメン屋の親父さんみたいなイメージ。その分野に対するこだわりや自信が強く伝わります(大橋氏) └──────────
言い換え(4) 「感情的な言葉」+「なぜなら」の公式
例題:「なぜなら…」という書き出しを、もっと続きが気になる表現にしよう
これは普段の会話でも使える技術だ。どうしても理由を聞いてほしいときには、読み手に「何があったの?」と思わせる必要がある。
ポイントは、いきなり“感情的な言葉”を伝えること。すると相手は「どうしたの?」と続きが気になり、読んでもらえる確率が上がる。 たとえば他にも…… ・悲しくなりました。なぜなら…… ・怒っています。なぜなら…… ・もう、我慢の限界です。なぜなら…… ・ゾッとしました。なぜなら…… ・笑いが止まりません。なぜなら…… ・困っています。なぜなら……
実は、大橋氏が自身のオンラインサロンで集客に使っていたコピーを、参加者だった鍼灸整体院の院長がそのまま模倣したところ、レスポンスが大きく向上したと喜ばれたという。
┌────────── この事例は私のオンラインサロンの文章構成を模したものですが、要はテクニックさえ押さえれば、成果は出るということ。今日お伝えした技術の中で一番シンプルで、かつ効果も出やすいと思います(大橋氏) └──────────