たった“30円の差”でマクドナルドが混雑? 「ポテト250円キャンペーン」の効果を日本マクドナルドの広報を直撃
「280円のクーポンいつも配ってるやん」
と、ここで注目なのが、今回のキャンペーンとの比較。実はクーポンを使う人にとっては、キャンペーンをしても、普段の値段と30円しか違わないのだ。 そのため、一部ではポテト250円に対して、 〈280円のクーポンいつも配ってるやん。意味あるか?〉 〈普段からクーポン使えば280円なんだが。30円のために人が多くなって混むのは勘弁してほしい〉 〈250円だからマクドに来る人は、クーポン知らないから30円引きがそんなありがたいかどっちなんだ〉 なんて声もあがっている。 SNSでは喜びの声を多数確認できたが、実際にこのポテトキャンペーンにはどれほどの効果があるのだろうか。マクドナルドの広報担当に問い合わせると、下記のような回答があった。 「具体的な数字の回答は差し控えさせていただきますが、多くのお客様から『マックフライポテト®のキャンペーンを楽しみにしている』というお声をたくさんいただいております。また、こちらのキャンペーンは、決められたタイミングで実施しているというわけではございませんが、過去は2023年8月、2024年3月、8月に実施しております」 数字こそ教えてもらうことはできなかったが、キャンペーンの頻度を見る限り、確かに効果はあるようだ。 ちなみにこのポテトキャンペーンだが、数年前にはもっと安い値段で行われていた。2020年には、S・M・Lの全サイズを150円(税込)で販売している。 そしてこの150円キャンペーンこそ、かつて大人気のセールだったのだが、2020年9月を最後に行われておらず、以後、ポテトキャンペーンの価格設定は250円となった。 わずか数十円の値引き率だが、この数十円が、多くの人に幸せをもたらしてくれている。 取材・文/集英社オンライン編集部
集英社オンライン編集部