レッドブルのクロップ氏、バルサのカンテラに関心か…Bチーム主将らの引き抜きを画策?
レッドブル・グローバルサッカー部門の責任者に就任したユルゲン・クロップ氏が、バルセロナのカンテラ(下部組織)から数名の引き抜きを画策しているようだ。16日、フランス人ジャーナリストのセバスチャン・ビダル氏が伝えている。 今月9日にレッドブル・グローバルサッカー部門の責任者就任が発表されたクロップ氏。公式発表によると、同氏はレッドブル傘下にあるサッカークラブの国際ネットワークを統括しつつ、戦略的ビジョンを提供し、レッドブルの哲学を推進する個々のスポーツディレクターのサポートにあたるという。また、各クラブの日常業務には関与しないが、組織のグローバルスカウト活動をサポートし、コーチ陣のトレーニングと育成にも携わるようだ。なお、2025年1月中旬には記者会見が開かれる予定となっている。 ドイツメディアはクロップ氏が2025年1月より業務を開始すると報じたものの、すでに同氏はバルセロナの若き才能に関心を寄せている模様。ビダル氏によると、バルセロナ・アトレティック(Bチーム)でプレーするスペイン人MFアレイシ・ガリードとドイツ人MFノア・ダルヴィッチなどの引き抜きを画策しているようだ。 バルセロナ・アトレティックのキャプテンを務めるアレイシ・ガリードは現在20歳。世代別のスペイン代表としても活躍してきた同選手は、昨季終盤に左足第5中足骨を負傷してから欠場が続いている。2022-23シーズンにはシャビ・エルナンデス監督の下でトップチームデビュー。しかし、クラブとの契約が来年6月に満了を迎えるものの、未だ契約延長には至ってない。現在18歳のノア・ダルヴィッチは昨年8月にバルセロナへと加入。それまではフライブルクの下部組織で活躍しており、世代別のドイツ代表ではキャプテンを務めている。だが、バルセロナ・アトレティックでは満足な出場機会を得られておらず、今季の先発出場はわずか1試合に留まっている。
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