100時間超えの長時間駆動! 歴史あるダイバーズ! さらにトゥールビヨンまで搭載したスイスウォッチの実力とは
●100%スイスメイド、自社開発によるトゥールビヨン
1924年に創業したデルマは、家族経営により三世代続く独立企業。モノ作りへの矜持が生み出すその高品質と、洗練かつ印象的なデザインの時計を作り続け、今年でついに100周年を迎えました。 【画像】端正な顔立ちに最高の技術力を詰め込んだデルマ新作を画像で見る(10枚) 1969年には初となるダイバーズウォッチを発表。現在、日本においてはプロフェッショナルダイバーズを中心に展開していますが、そんな歴史あるデルマにおいても、初の試みとなるのがトゥールビヨン搭載ダイバーズ「1924トゥールビヨン」。
日常使いにも相応しい端正にまとめられたデザインの中、6時位置はトゥールビヨン機構を搭載。ネジのブルーは時計製造の伝統を表すとのこと。 姿勢差と重力による精度への影響を軽減するトゥールビヨン機構は、時計技術における一種のシンボリックな存在に。100周年記念モデルへの搭載により、デルマの技術と品質を改めて証明しています。 100%スイスメイドによるキャリバー DT100.01は、トゥールビヨン開発において豊富な経験を持つ時計師オリヴィエ・モリー氏との共同開発によるもの。 合金ひげぜんまい、合金バランスホイールなど、非磁性コンポーネントで構成され、最大で2000ガウスに耐える耐磁性を発揮。 テンプではキフ・パラショック社による衝撃吸収システムが採用され、最大5000Gまでの耐衝撃性を備え、最大105時間という驚異的なパワーリザーブも搭載しています。 その他にも、ムーブメントの仕上げにおいてはOra Temps社、ギアトレインはGimmel Rouages社、脱進機・調整機構においてはAtokalpa社などなど、各パーツは多くのサプライヤーによる協力・提供により生み出され、スイスの時計づくりの歴史が込められた一本に。 シースルーバックからもその精緻な動作を楽しむこともできます。 ダイヤルはグレイン仕上げを施したセーブルブラック。時分針はパラジウム、ニッケルメッキで、ホワイトのスーパールミノバBGW9も塗布されています。 ステンレススチールのブレスレットだけでなく、セカンドストラップとしてブラックのイタリアン・レザーストラップも付属。クイックリリース・スプリングバーにより工具も不要でカンタンに付け替えが可能です。 文字盤のデルマロゴの下には創業年である「1924」の数字が誇らしく刻まれ、記念モデルらしいディテールでメゾンの歴史を祝しています。 ●製品仕様 「1924トゥールビヨン」 ・価格(消費税込):308万円 ・品番:41701.770.6.031 ・ムーブメント:キャリバーDT100.01、手巻き ・ケース:径41mm、厚14.00mm、ステンレス・スティール・ケース ・防水性:防水機能 200m ・裏ぶた:ステンレス・スティール、シースルーバック ・パワーリザーブ:105時間 :ベゼル:ステンレス・スティール :リューズ:ねじ込み式リューズ ・ガラス:サファイア・クリスタル (反射防止加工) ・文字盤:セーブルブラックダイヤル、アプライドインデックスにBGW9の蓄光塗料付き ・ストラップ:ステンレス・スティールブレスレット(黒のレザーストラップ 付属)
VAGUE編集部