"刃物を持った不審者"を想定 JR駅で駅員らが防犯訓練 利用者増える夏を前に警察への伝達や"さすまた"の使用方法など確認 北海道厚岸町
北海道東部の厚岸町のJR厚岸駅で6月25日、刃物を持った不審者の侵入を想定した訓練が行われました。
訓練はJR北海道と警察が合同で行ったもので、駅員や警察官あわせて14人が参加しました。 はじめに駅員が警察官から、さすまたの使用方法や護身術を学びました。 その後、刃物を持った不審者が窓口で大声を出した、との想定で訓練が行われ、駅員は警察への通報や、待合室にいる客の避難誘導などの手順を確認しました。
JR厚岸駅の檜森亮駅長は「訓練を通して駅員の防犯意識を高めるとともに、利用者に安心して鉄道を利用してもらえるよう対応していきたい」としています。 北海道内では2022年、JR旭川駅で男性が刃物で刺される殺人事件が発生しています。
UHB 北海道文化放送
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