車の塗装代替技術 「日本力賞」を受賞 アイカ工業、CO2排出量半分以下に
アイカ工業が開発した自動車外装向け3次元加飾ハードコートフィルム「ルミアート」が、「2024年”超”モノづくり部品大賞」で「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞した。 ルミアートは、自動車の外装の塗装を代替する製品。塗装は自動車製造工程の中で最も二酸化炭素(CO2)を排出すると言われているが、ルミアートに切り替えることで排出量を半分以下に削減できるという。 今回は、ハードコートフィルムとしての「脱塗装」という概念や、CO2排出量低減、効率化などにつながることが評価された。