楽天・黒川「武者修行」のオーストラリア・ウインターL出発 英語は「ハローぐらい」
楽天の黒川史陽内野手(23)が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、80万円増の860万円でサインした。 球団と約1時間半の話し合いは15日から12月15日までの1カ月間、通訳なしで参加するオーストラリアのウインターリーグに終始した。 「英語は無理ですね。レベルとかの問題じゃない。ハローぐらいしか(話せない)」。それでも現地では通訳アプリを活用するつもりで「不安?武者修行なんで」と前を向く。異国の選手と身振り手振りで会話しながら「いろいろな考えを持っている」プレーヤーとたった1人で触れあうつもりだ。 高卒5年目の今季は22試合の出場で打率・232、8打点、1本塁打に終わった。ブレークを期待される23歳は来季こそ「野球人生をかけた1年にしたい。三木野球について行けるよう、戦力になれるようにやっていきたい」と南国でのレベルアップを誓った。(金額は推定)