【福島県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 江戸時代の宿場町が幻想的にライトアップ
◆会津絵ろうそくまつり
天正年間、会津では漆の実から採取した蝋を使ってろうそく作りが興り「会津絵ろうそく」が誕生した。菊・牡丹・梅などの華やかな絵柄が武家社会で珍重され、会津の伝統的工芸品の1つとなっている。 1本1本に職人技が感じられる会津絵ろうそくを皆さんに知っていただこうと、毎年2月上旬に「会津絵ろうそくまつりまつり」が開催され、会津の冬の風物詩となっている。 会津の宝である御薬園・鶴ヶ城という壮大なスケールのもとで、約10,000本のろうそくが一斉に灯され、その炎の赤々とゆらめく様が幻想的。雪景色とともに会津幻影をゆっくりと楽しむことができる。 開催期間:例年2月上旬頃に開催 会津絵ろうそくまつり(あいづえろうそくまつり) 所在地 福島県会津若松市
◆天鏡閣
明治40年、有栖川宮威仁親王殿下が猪苗代湖畔の風景の美しさを賞され、御別邸として建築されたの天鏡閣は、国指定の重要文化財。外観も内観も気品のある瀟洒な造りで、冬は純白の雪に包まれてさらに美しい姿を見せる。 ルネッサンス様式の意匠をこらした館内の食堂、客間、球戯室などを見学することができたり、期間限定で明治時代のドレスの試着体験や、賓客食堂で紅茶とスイーツを楽しむことも可能。明治の香りが漂う白亜の洋館にて、日常を忘れ贅沢なひと時を過ごしてみては。 天鏡閣(てんきょうかく) 所在地 福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048
◆桧原湖ワカサギ釣り
桧原湖は、長さは約10キロメートル、湖岸線は約37キロメートルにもなる裏磐梯最大の湖。その桧原湖では、例年1月中旬から3月下旬まで湖面が全面氷結し、その上に真っ白な雪が積もる一面の雪景色と、氷上でのワカサギ釣りが楽しめる。 ワカサギ釣りは寒さにじっと耐えながら行うのでなく、ドーム船や屋形船等の暖かい施設内で釣りができて、実はお手軽。湖水が澄んだ桧原湖のワカサギは、身が透き通るほど美しく、料亭で取り扱われる高級魚とされる。自分で釣ったワカサギをその場で天ぷらや唐揚げにしていただくと格別な美味しさ。 桧原湖ワカサギ釣り(ひばらこワカサギつり) 所在地 福島県耶麻郡北塩原村