東京・池袋 宮城のアンテナショップ閉店 閉店惜しむ多くの人
khb東日本放送
東京・池袋にある宮城県のアンテナショップが15日閉店します。閉店を惜しむ多くの人が訪れています。
中津川夏帆記者「池袋にある宮城ふるさとプラザです。15日が営業最終日ということで、開店前にもかかわらず多くのお客さんが行列を作っています」 東京・池袋にある県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」。 特産品や工芸品など約1500の県産品を取りそろえ、オープンした2005年以降、都内在住の県内出身者などに長年、親しまれてきました。 しかし、賃料や運営委託に年間1億4000万円ほどの経費がかかっていて、県はこの負担の大きさなどを理由に閉店を決めました。 訪れた人「友達と飲むとなったら、お酒買って行ったり、牛タン買って行ったりという感じで使っています。結構長い間使わせてもらっていて、寂しい気持ち」 これまで運営を行ってきた県物産振興協会では、店舗の存続を望む声が多かったことから、2025年1月から2026年3月までの期間限定で、日本橋の茅場町に場所を移し、営業を続けることにしています。 宮城ふるさとプラザ・大蔵国孝店長「場所は新たに日本橋茅場町に移りますが、この20年間やってきた経験を生かして、これまでのお客さまに期待していただけるようなお店、そして、また新たな宮城のファンの方にも来ていただけるお店をつくっていきたい」
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