板倉滉、圧巻スタッツで独メディアでベスト11入り!「しかも彼は一度もファウルを犯すことはなかった」
デュエル勝率、ボールタッチ数、パス成功率…
ボルシア・メンヒェングラットバッハのDF板倉滉が、ドイツ公共放送局『ARD』のスポーツ番組『シュポルトシャウ』でブンデスリーガ第15節のベストイレブンに選ばれている。 ボルシアMGは21日、ブンデスリーガ第15節でホッフェンハイムと敵地で対戦。先発した板倉は23分、右CKをファーサイドで合わせて起点をつくる。これは相手DFにブロックされるも、最後はMFフィリップ・サンデルがプッシュ。その後、1点を返されたボルシアMGは61分にアラサヌ・プレアのゴールで勝ち越し、2-1で2022年3月以来となる連勝を飾った。 そして、ブンデスリーガ公式ではこのゲームのプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された板倉だが、『シュポルトシャウ』ではボルシアMG唯一のメンバーとしてベストイレブン入り。この日4ゴールに関与するなど大活躍したホルシュタイン・キールの町野修斗とともに選出され、次のような寸評が記されている。 「27歳はデュエルのなんと90%をも制し、ピッチ上の全選手を大きく上回る勝率を記録。さらにセンターバックは71回のボールタッチをマークし、これはボルシアMGのメンバーでは最多だった。だが板倉の91.49%のパス成功率も印象的だろう。しかも彼は一度もファウルを犯すことはなかったのだ。日本人選手にとって素晴らしい午後となった」 なお、『キッカー』での板倉の評価はGKモリッツ・ニコラス(「1.5」)やプレア(「2」)に次ぐチーム単独3位の「2.5」とのこと。同誌では好セーブを連発したニコラスが同節のベストイレブンに選ばれている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)