「ヘチマたわし」を使うメリット・デメリットは?この時期に注意したい保管方法も解説!
「私は長年、食器用のプラスチック製スポンジに違和感を感じていました。環境に配慮するようになる前から、スポンジについた匂いや食べ物の汚れがいくら洗ってもとれない気がしていて、衛生面やスポンジを買っても痛む頻度が早いことにも懸念していたのです。 【写真】宅トレで12キロ減!食器を洗いながら美脚&美尻になるトレーニング 何か他に良い方法はないのか……と思っていた時に友人から勧められ使い始めたのが『ヘチマたわし』でした」とヘルスコーチのAYUMIさん。 ここでは、「ヘチマたわし」を使うメリット・デメリットなどをご紹介。 ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。
ヘチマたわしのメリット
▼衛生的 プラスチック製のスポンジは細菌が繁殖しやすいですが、天然ヘチマたわしは通気性が良く、速乾性・防菌性に優れているため衛生的です。また、手肌にも優しく、乾燥しがちな季節にも嬉しい特長です。 ▼強力な洗浄力 ヘチマの複雑な繊維構造は、水や空気の出入りを促し、吸水性と排水性に優れています。そのため、汚れをしっかりと絡め取ります。最初は固いですが、水やぬるま湯につけることで繊維が柔らかくなり、食器を傷つけずに洗浄できます。 ▼長持ちする 一般的なプラスチックスポンジの寿命は1ヵ月ほどですが、天然ヘチマたわしは適切な手入れをすれば3ヵ月以上持つとされています。使用後はしっかりすすぎ、風通しの良い場所で乾燥させることで、長く使うことができます。
ヘチマたわしのデメリット
自然そのままのヘチマたわしには多くの利点がありますが、デメリットや注意点も存在します。 その一つが、泡立ちがあまり良くない点です。これまで食器用スポンジで泡をたっぷり立てて洗っていた方は、洗浄力に不安を感じるかもしれませんが、泡で汚れを落とすのではなく、ヘチマたわしの植物繊維を汚れに当てて落とすイメージで洗ってください。よく見られるミスとして、泡を出すために洗剤を大量に使ってしまうことがありますが、固形石鹸に切り替えたり、泡に頼らず汚れを落とすことを意識してみましょう。 私自身も最初は洗剤を多く使いがちでしたが、繊維で汚れを落とすという意識に変えてからは、自然と洗剤の使用量が減りました。簡単な汚れなら、洗剤を使わずに落とせることに感動するはずです。
注意したいポイント
ヘチマたわしを濡れたまま放置すると、カビが生えやすくなります。 使用後はしっかりと水を切り、風通しの良い場所で乾燥させてください。細菌の増殖を防ぐためには、吊るして乾かすのも効果的です。気になる方は、定期的に煮沸することもおすすめです。 交換のタイミングは、異臭がしたり、カビが見つかったときです。その際は、土に還るので、安心して土壌に返してください。使い続けると、色が茶色や黒に変わり、サイズも小さくなりますが、これは自然なことなので心配はいりません。