インサイダー疑惑で調査委 三井住友トラストグループ
三井住友トラストグループ(TG)は12日、子会社の三井住友信託銀行で元社員によるインサイダー取引の疑いが発覚したことを受け、両社それぞれの独立社外取締役のほか、外部弁護士で構成する調査委員会を設置したと発表した。 原因究明や他にも同様の事案がないか調査を進めるほか、未然防止のための社内ルールの有効性について検証する。 調査完了時期は未定。三井住友TGの高倉透社長は12日の決算記者会見で、「調査委員会の指揮の下、原因究明、再発防止にしっかり取り組んでいく」と述べ、陳謝した。