西武ライオンズ4位指名、日本経済大の林冠臣選手「開幕スタメン勝ち取れるように」…球団が指名あいさつ
プロ野球のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから4位指名を受けた日本経済大の林冠臣選手(21)が7日、福岡県太宰府市の同大で球団から指名あいさつを受けた。14日に福岡市内で入団交渉を行う。 【写真】ソフトバンク和田毅「失敗もたくさんあったが無駄なことはなかった」
林選手は台湾出身。新聞やテレビで甲子園を見て「ここで野球がしたい」とあこがれ、宮崎県の日南学園高に進んだ。身長1メートル95、体重105キロの体格を生かしたパワーあふれる打撃が特長の外野手で、同大によると1年春から試合に出て、大学通算で17本の本塁打を放ったという。
あいさつに訪れたスカウトの岳野竜也さんは「躍動感、スピード感が魅力で、トリプルスリーを狙える素材。息の長い、スケールの大きな選手に成長してほしい」と激励し、西口文也・新監督のサイン色紙を林選手に手渡した。
林選手は、目標として米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手をあげ、「けがをしないように体を作り、開幕スタメンを勝ち取れるように頑張りたい」と抱負を語った。