乗ること自体が旅の楽しみ!長距離フェリーの魅力と乗船方法を解説
────────── 乗船 ────────── 乗船する際は受付時に案内された乗船時間の15分前までには愛車の元に戻りましょう! 当日の状況次第で稀に乗船時間が変更になるケースがあるので、早めに準備しておくことをおすすめします。 そして乗船開始のアナウンスが流れたら、バイクの列の先頭から順番に案内されるので、自分の番が来たら誘導に従って船内を目指します。 ────────── 出航~下船 ────────── 無事にフェリーに乗船できたら、後は翌日の下船までゆっくりと船内で過ごすだけです。 ちなみに運行状況によっては下船時間が変更となるケースもあるので、船内放送や掲示板には気を配っておきましょう。 そして下船する際は忘れ物がないことを確認して、愛車の元へ戻り荷物をパッキングして、係員の指示に従って下船しましょう。
長距離フェリー乗船の4つのポイント
長距離フェリーに乗船する際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。 ────────── 買い出しについて ────────── 長距離フェリーは船内にレストランや食材を購入できる売店、それから自動販売機があるので、事前に食材の買い出しをしなくても問題ありません。 いわゆる「観光地価格」よりはリーズナブルなので、せっかくなので船内レストランを利用するのも良い思い出になります! しかし、なるべく食費を安く済ませたい場合、もしくは好きなものを食べたい場合は、フェリー乗り場に着く前に買い出しを済ませましょう。 これは商船三井フェリーに限らずの話ですが、長距離フェリーは基本的に飲食物の持ち込みが可能で、船内に給湯室があるのでカップラーメンも食べられます。 ちなみに大洗港がある茨城県には、ライダーに大人気の北海道ご当地コンビニ「セイコーマート」が数件あるので、上陸前から北海道気分を味わいたいライダーは、ぜひセイコーマートで買い出しをしましょう! ────────── 乗船時の運転は要注意 ────────── 初めてバイクで長距離フェリーに乗船する際は、運転には十分注意しましょう! 係員の誘導に従って、船内へ続くスロープを上った後は格納庫内を走りますが「床が鉄板で滑りやすい+固定用ロープを引っ掛ける出っ張りが所々にある」ので常に緊張感が漂います。 特に大型バイクはただでさて苦手な低速走行でバランスを崩しやすいので要注意です! また、停車位置の微調整や取り回しが必要な際は、遠慮せず係員にヘルプを求めましょう(喜んで手伝ってくれます) ────────── 船内用の荷物をまとめておく ────────── 少なくても長距離フェリーを使うツーリングなら、それなりの荷物を積んでいると思いますが、それらを全て船内(客室)に持ち込むのは大変です。 なので船内で使うものは予め運びやすいバックパックなどにまとめて、他の不要な荷物はバイクに置いていくのがスマートです。 ちなみに僕が船内に持ち込む荷物は「貴重品一式、スマホなどのガジェット、モバイルバッテリー、着替え、お風呂セット、身だしなみセット、サンダル(重要)」です。 なお、航行中は多少船が揺れるので、バイクに置いていく荷物はきちんと固定すること、そしてヘルメットはトップケースやサイドケースがあれば入れる、無い場合は船内に持ち込んだ方が無難です(ハンドルやフレームに引っ掛けるのは落下の可能性あり) ────────── 船内の過ごし方と電波状況 ────────── フェリー乗船後は身軽な格好に着替えてまずは船内の散歩、それから混む前にお風呂を早めに済ませることをおすすめします。 後はご飯を食べたり、ロビーで寛いだり、読書をしたり、明日からの旅の計画を練ったりしていると、長いようで意外と早く時間は過ぎ去っていきます。 ちなみに携帯電話やモバイルWi-Fiは通信キャリアによりますが、基本は圏外だと認識していた方がよく、誰かに連絡を取りたい場合は乗船前に済ませておく、それから仕事などでパソコンを使う場合は、オフラインでも出来る作業限定と思っておきましょう。 なお、窓から陸地が見えていれば圏内に復帰することもありますが、せっかくなので乗船中はある意味現代では貴重な「オフライン」の時間を満喫しましょう。
長距離フェリーはツーリングの幅を広げてくれる!
自走ではちょっと遠いな・・・と思っていた場所も、長距離フェリーを使えばツーリング圏内になります! 何より船内で過ごす時間が楽しく、おまけにライダーとバイクの消耗もなく、あなたのツーリングの幅を広げてくれること間違いなしです。
さすライダー