乗ること自体が旅の楽しみ!長距離フェリーの魅力と乗船方法を解説
長距離フェリー乗船の流れ
長距離フェリーの中でも特にライダーの利用者が多い、茨城県は大洗と北海道は苫小牧を結ぶ「商船三井フェリー(さんふらわあ)」を例に、実際に長距離フェリーに乗船する際の流れを解説します。 なお、基本の流れは他の長距離フェリーも同じです。
────────── 乗船予約 ────────── よし!今年の夏は長距離フェリーで北海道に行こう!と決めたら、まずは乗船予約を「今すぐ、速攻で、なるはやで」行います。 というのも、当たり前の話ですが、乗船希望日に空きがないとフェリーに乗れないので、特にGWやお盆時期の予約、しかも北海道の場合はとにかく早めが正義です! ちなみに乗船予約はネットか電話で出来ますが、個人的には24時間OKのネット予約一択です。 ネット予約をする際は「乗船日、部屋のグレード、バイクの排気量」を入力する必要があり(電話予約で伝える情報も同じ)部屋は大部屋雑魚寝方式の「ツーリスト」からゴージャスな「スイート」まで、合計6種類のタイプが用意されています。 また、バイクは排気量によって運賃が異なるので、愛車の排気量の入力が必要で「ライダーの運賃(部屋により異なる)+バイクの運賃(排気量により異なる)」の合計が実際に支払う運賃となります。 そして、予約する際に忘れてはいけない大切なことは「帰りの便も予約すること」です! ということで、無事にフェリーの予約ができたら、後は乗船日まで旅の準備を整えておきましょう。
────────── 乗船当日の受付 ────────── 乗船当日は出航時間の遅くても2時間前までにはフェリー乗り場に到着するようにしましょう! 現地に到着したら係員の誘導、もしくは案内板に従って所定の位置にバイクを止め、受付開始のアナウンスが流れるまで待ちましょう。 受付は予約時に発行された「予約番号とアクセスキー」をすぐに確認できる状態にして、なおかつ250ccを超えるバイクは車検証(必要です)を準備の上、有人窓口か自動チェックイン機にて行います。 そして、受付完了後は乗船券が発行され「バイクの積み込みは〇:〇〇時に開始します」と案内されるので、後はその時間まで待つだけです。 なお、大洗港は商船三井フェリーのみの発着ですが、苫小牧港は複数航路(会社)のフェリーが発着するので、目的地によって乗り場が異なります。 フェリー乗り場の入り口に行き先別の案内が出ているので、それに従って場内を進みましょう。