テニス=ナダル起用は「最後まで言わない」、デビス杯スペイン主将
[マラガ(スペイン) 18日 ロイター] - 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップでスペイン代表主将を務めるダビド・フェレール氏は、今季限りでの引退を表明している元世界ランキング1位のラファエル・ナダルの出場について明言を避けている。 スペインは19日の準々決勝でオランダと対戦する。フェレール氏は最終練習前の記者会見で「(ナダルは)調子がいいようだ。しばらくプレーしていなかったが、間違いなく日々良くなっている。それが一番大事だ」と語ったものの、「シングルスに出るかどうかはまだ分からない。明日には発表する。もう決めているかもしれないが、最後の瞬間まで言わない」と濁した。 ナダルは約1時間の練習で世界3位のカルロス・アルカラスと8ゲームを激しく打ち交わした。アルカラスは会見で「私にとって、ラファとプレーすることは夢だった。スペイン代表としてデビス杯に出場し、彼の最後の瞬間を多く共有できるのは、私や皆にとって特別なものになる」と語った。