もう悩まない!子どもの「やる気」を持続させる3つのコツ
新しい教室、新しい教科書、新しい文房具。たくさんの新しいものに囲まれて進級したお子さまは、今年はがんばるぞ! という気持ちで4月を過ごしていたのではないでしょうか。 GWが明けてからも、その気持ちを大切に、ぜひやる気をもって毎日を過ごしてほしいものですね。今回は、ご家庭でのちょっとしたサポートで、お子さまのやる気を持続させるコツについてお伝えします。
1.机の上のモノの「置き場所」を決める
さあ勉強しよう、という気持ちになっても、机の上のアレコレをどかさないと場所がない・・・という状況では、せっかくのやる気がしぼんでしまいます。さっと勉強に取りかかれる場所の確保。これがまず「やる気持続」一つ目のコツです。 整理がニガテなお子さまには、少しだけ手助けをしてあげましょう。 教科書はここ、ワークはここ、細々した文房具はここ、と物の置き場所を一緒に考えてあげるのがよいと思います。場所が決まったら、ラベルを貼っておくのも一手です。しまう位置がはっきりしていると片付けも簡単。机の上のキレイが保たれて、やる気持続にとても効果的です。
2.毎日の「当たり前」をほめる
毎日、当たり前のようにやっている掃除、洗濯などの家事も、たまに家族から「ありがとう」と感謝されると、思いのほか嬉しいですよね。 お子さまも、ごく当たり前になっている日々のルーティンをほめられたら、気分が上がるのではないでしょうか。 「毎日宿題がんばっていてえらいね」「学校からの手紙、渡してくれてありがとう」「ただいま(おかえり)って元気な声で言ってくれて嬉しいな」 新学年になったこの時期なら、当たり前すぎてなかなか言えないことも大いにほめてあげられます。いつもがんばっていることをちゃんと見ていてもらえた。その嬉しさが、ほかのこともがんばってみよう!という気持ちにつながると思います。 1つでも多くの「がんばり」をほめてあげること。それが「やる気持続」二つ目のコツです。
3.お子さまと一緒に何かを楽しくがんばってみる
「やる気持続」三つ目のコツは、「がんばる楽しさ」の共有です。 この機会に、親子で一緒に楽しめる何かを始めてみるのはいかがでしょうか。 「難しい漢字を一週間に一個覚えてみる」とか、「一緒にジグソーパズルを完成させてみる」「1日1個、なぞ解きしてみる」など、何でもいいと思います。 一人だとそれほどでもないことが、一緒にやるとなぜか楽しい。この時ばかりは親子ではなく「同志」。お子さまにリードされることだってあるかもしれません。 「がんばると楽しい」という気持ちとともに、親子の絆も深まっていくでしょう。その二つは、お子さまの「やる気持続」にとっての相乗効果となるはずです。