アメリカは“67年ぶり”にカナダのホームで敗北 コパ・アメリカから続く不調いまだ改善せず
ポチェッティーノの就任が待たれる
アメリカ代表はカナダ代表と親善試合を行い、1-2と敗戦した。 元アシスタントコーチのマイキー・ヴァラスが暫定監督として臨んだ試合だったが、多くの時間でカナダペースだった。ジェイコブ・シャッフェルバーグが17分に先制点を挙げると、58分にジョナサン・デイビッドが追加点を奪取する。アメリカは後半終わりに近づくにつれペースを上げ、66分にはルカ・デ・ラ・トーレのゴールで1点を返したが、そこまでだった。 『ESPN』によれば、アメリカがカナダのホームで敗れたのは、実に67年ぶりの出来事であるという。 コパ・アメリカでまさかのグループステージ敗退に終わったアメリカ。グレッグ・バーホルター監督を解任したが、混乱は未だ治まっていないようだ。現在は元チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の就任が決定的といわれているが、前所属チェルシーとの契約上の問題が残っており、契約を完了できていないという。 『ESPN』では、新体制を敷けていない状態で親善試合をやっても意味がないという論調も飛び出している。来たる北中米W杯に向け万全の体勢を整えたいアメリカだが、コパ・アメリカのGSに続いて、これで3連敗。不調改善の兆しはやはり新監督が到着しなければ見えてこないようだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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