ドジャース・ロバーツ監督、『東京シリーズ』開催を心待ち 大谷翔平の二刀流での出場は「ちょっと難しい」
米大リーグ(MLB)・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が4日、都内で行われた木下グループの新CM制作発表会に出席。2025年シーズンの開幕戦として来年3月に東京で開催される『MLB Tokyo Series』について「非常に楽しみにしております」とビッグイベントを心待ちにしていた。 【動画】公開されたロバーツ監督のCMメイキング 登壇したロバーツ監督は「このような形で日本に帰ってくることができて、非常に光栄に思っております。私自身、東京に帰ってくるのは約20年ぶりでございまして、本当にこの場に来れたことをすごくうれしく、そして光栄に思っております」と満面の笑みを浮かべた。 また「日本の皆様にはこの場だけではなく、ドジャース、そして大谷(翔平)選手、山本(由伸)選手。皆さんを応援していただき、そして皆様の応援のおかげで今年はワールドチャンピオンになることができました」と感謝し、「ドジャー・スタジアムにも日本からのファンが多く来ていることも知っていますし、日本から多くの方々が来ていることをすごくうれしく思います」と声を弾ませた。 東京シリーズでは来年3月18、19日にドジャースとカブスが東京ドームで対戦し、25年シーズンの開幕を飾る。同試合への思いを問われたロバーツ監督は「今朝、GMともテキストをしていて、また3月に日本に帰ってこれることを非常に楽しみにしているっていうような話をしておりました」と明かし、「日本の皆さんの野球愛、そしてドジャーズ愛を私自身も知っているので、日本の皆様にすごい楽しんでいただけると思いますし、このビッグイベントを日本で開催できることを非常に楽しみにしております」と語った。 また『東京シリーズ』で大谷が二刀流で出場する可能性については「正直ちょっと難しいかなという風に思っております。もちろん打者としてラインナップに入ってくることは予定しております」とし、「2025年のこのイニング数のマネージメントというのが非常に大事になってきます。10月までの計画というのをしっかり立てた上で逆算していくと3月でのスタートは難しいと思っておりますし、どのタイミングで投手として復活をするかは、この10月までの計画をベースに考えていきたいと思っております」と述べるに留めた。 新CMは25年1月中旬より地上波にて順次放送予定。 ロバーツ監督は日本の沖縄・那覇で生まれた。1994年にMLBのドラフトで指名され、タイガースに入団。その後、ドジャース、レッドソックス、パドレスなどを渡り歩いた。2016年にドジャースの監督に就任。2020年、24年にチームをワールドシリーズ制覇に導くなど名将として知られている。