シダマツ、苦しんで初戦突破 志田千陽「一皮むけた姿を見せたい」【バドミントン熊本マスターズ】
◆バドミントン・熊本マスターズ第1日(12日、熊本県立総合体育館) パリ五輪の女子ダブルスで銅メダルに輝いた志田千陽、松山奈未組(ともに再春館製薬所)が初戦に臨み、インドネシアのペアに2―1で辛勝した。拠点とする熊本での試合に歓声が響く中、志田は「声援が背中を押してくれて、応えたいという気持ちだった」と振り返った。 ■早田ひな、志田千陽…女性メダリストたちの〝意外なオフショット〟に注目【写真複数】 前回大会は初戦で敗退。序盤から硬さを感じさせるミスもあり、第1ゲームを落とす苦しい展開となったが、メダリストの意地を見せて逆転勝ち。そろって笑顔を見せた。 松山は「銅メダルを取ったことで、皆さんが期待してくれていることを感じる。いいプレーをしたい、という思いが強くて、いろんなプレッシャーや不安が試合に出てしまった」と振り返った。志田は「苦しんだけど、勝ち抜くことができたのは良かった。五輪を経験して一皮むけた姿を見せたい」と地元での活躍を誓った。
西日本新聞社