ド派手な衣装の徳川宗春を演じるGACKT

　歌手で俳優のGACKT（51）が、テレビ朝日系ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」（2025年1月4日午後9時）に出演することが17日、分かった。GACKTは、主人公の八代将軍・徳川吉宗の世継ぎ問題に乗じ、将軍の座を狙う尾張藩主・徳川宗春役で登場。ド派手な衣装の〝かぶき者〟が、〝上様〟に牙をむく。 　17年ぶりに復活することで話題となった「暴れん坊将軍」。松平健（71）演じる吉宗が、庶民の暮らしにまぎれながら江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇。今回は吉宗の世継ぎ問題から、巨大な陰謀が将軍家に襲いかかる。

主演の松平健㊧と初共演するGACKT

　GACKTが演じる宗春は、徳川御三家の筆頭格〝尾張徳川家〟の当主。尾張藩の城下に芝居小屋などの遊興施設を置き、広く歌舞楽曲を許すなど、吉宗の倹約政策をことごとく無視。黒ずくめの上にド派手な羽織をまとい、1メートル超もある長い煙管をくゆらす〝かぶき者〟だ。 　GACKTと言えば、映画「翔んで埼玉」シリーズで主人公をコミカルに演じたかと思えば、今年公開の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」では迫力満点の織田信長役を熱演。ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても異彩を放つ。 　松平とは初共演となり「『暴れん坊将軍』はボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは〝誉れ〟ですね」とオファーを喜んだ。宗春については「長すぎる煙管もド派手な衣装も、型にハマらない彼の生き方の表れだと思います。とても面白い人物だと思いますし、ボクに合っているなとも感じています」と語っている。