【崩れないベースメイク】かためファンデでつくる「軽やかマット肌」のつくり方
読者に寄り添い、メイク提案をするヘアメイク長井かおりさんが最新版の崩れない肌づくりを提案。長井流のかためファンデ×ゆるめ下地でつくる、崩れにくい軽やかマット肌をご紹介! 〈画像で解説〉崩れにくい「軽やかマット肌」の工程を詳しく見る
鍵を握るのは「ファンデーションのかたさ」、そして土台となる下地との相性!
長井かおりさん マスク時代を経て、崩れないファンデや下地がすこぶる進化。一方で、まるで美容液?と思うほどみずみずしく心地いいものも増えました。でも、この2つ、個性はまったく別もの! 前者の崩れない系はテクスチャーがややかためでスピーディに固まりやすく、素早く塗らないと途中でモロモロしたり、フェイスラインあたりに集まってヨレたりという困った事案が発生。後者の美容液系はゆるゆる質感が続くぶん、皮脂や汗が出すぎると崩れやすいという傾向が。では、どうすればいいのかを、徹底的に研究。お互いのいいとこどりをした下地とファンデの合わせ方&塗り方を見出しました!
◆How to Make?
上手にのせてしまえば崩れにくいのが、かためファンデのいいところ。だからこそ、モロモロや塗りムラが出ないように肌を整えてから素早く!
STEP 1 もちぺとスキンで肌準備
水分をたっぷり入れてクリームなどでフタをし、触れるとぺとっと吸いつくような肌に。スキンケアで土台の肌を“もちぺと”にしておくのが、崩れないメイクの基本。ゆるめ下地とスキンケアが一体化して、フィット感が高まる。 肌と下地を一体化させるヒケツ!
STEP 2 ゆるめ下地は指塗り後、ティッシュオフ
右頬、左頬、額、あごの4点にそれぞれ“なると”を描くようにのばし、スキンケアをなじませるようにやさしくくるくると指をすべらせて顔全体に広げ、首にものばす。ティッシュで軽く押さえ、肌への密着感をアップ。
アディクション スキンプロテクター ソフトグロウ
Pure Blue SPF40・PA+++ 30g ¥4180/アディクション ビューティ 90%美容液配合のみずみずしい質感。パープルみを帯びた光で透明感と立体感をオン。
全体に広げたらティッシュオフしてスタンバイOK!
STEP 3 かためファンデは“なると置き”してブラシでオン
頬、額、あごと1パーツごとに指で“なると”を描くようにのせ、素早くブラシをすべらせて放射状に広げる。目のキワや小鼻まわりなど細かい部分はブラシのエッジでササッと払うと◎。毛穴埋めは、ブラシの面部分を押し当て、引っ掛けて払うようにするのがコツ。