ウェストハムがロペテギ監督解任、後任候補にポッター氏
【AFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのウェストハムは8日、フレン・ロペテギ監督(58)をわずか22試合で解任した。後任には、元チェルシー指揮官のグラハム・ポッター氏(49)が就任すると予想されている。 【特集】写真で振り返るサッカー監督のビフォーアフター ウェストハムはスペイン人指揮官の下、リーグ戦20試合でわずか6勝にとどまっており、降格圏とは勝ち点7差の14位につけている。4日に1‐4でマンチェスター・シティに大敗したことが最後の引き金となった。ロペテギ監督は7日には通常通りトレーニングを行っていたが、この日の出勤後に正式に解任を告げられた。 ウェストハムは昨夏の移籍市場で、マックス・キルマンやクリセンシオ・サマーフィル、ニクラス・フュルクルクらの獲得にリーグ最多の1億2500万ポンド(約245億円)を投じていた。それでもチームは開幕6試合で1勝しか挙げられず、アーセナルに2‐5、リバプールには0‐5で敗れるなどしていた。 後任を探す中で、クラブはACミランのパウロ・フォンセカ前監督や元パリ・サンジェルマン(PSG)指揮官のクリストフ・ガルティエ氏と話し合いをしたと報じられているが、ポッター氏が有力視されている。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCでも指揮を執ったポッター氏は、ウェストハムと短期契約の交渉を行ったという。ポッター氏は2023年4月にチェルシーを解任されて以降、監督業から離れている。【翻訳編集】 AFPBB News