「僕が相手の監督だったら、日本が相手でも…」久保建英が豪州撃破のバーレーンを警戒! 中国に7発大勝も「気を引き締める材料は必要ない」【現地発】
「相手がついてこられないシーンが多々あった」
日本代表は現地9月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第2節でバーレーンと対戦する。 【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番 5日に埼玉スタジアム2002で開催された第1節の中国戦では、攻撃的な3-4-2-1が機能。相手を圧倒し、7-0の大勝を収めた。 一方の、バーレーンも相手が退場者を出したとはいえ、強豪のオーストラリアに敵地で1-0と勝利するサプライズを演じ、勢いに乗っている。 中国戦で1ゴール・2アシストの活躍を見せたMFの久保建英は、7日の練習後の取材でバーレーンの印象を訊かれ、こう答えている。 「印象というか予想になっちゃいますけど、けっこう前から(プレスに)来るんじゃないかと個人的には思ってて。相手が日本とはいえ、オーストラリアにアウェーで勝っているわけで、僕が相手の監督だったら、勝点を獲って後がないわけじゃないし、ホームで観客の前で恥ずかしい試合は見せられないし、前から行こうよって話はすると思う」 23歳のレフティは、「僕らの試合を見て、ほぼマンツー(マン)気味で、スリー(バック)にスリーをぶつけてくるんじゃないかな」と見立てた。 今冬のアジアカップでは、ラウンド16で対戦し、3-1で勝利。その試合で2点目を決めている久保は、「正直、あんまり印象がなくて。けっこう引いてて、僕らがずっとボールを持って、攻めあぐねる時間帯もありましたけど、結果を見たら3対1で勝ってますし。失点のところで不運なちょっとかぶったシーンもあったんですけど、特にやられる感じもしなかった」と回想。その一戦を踏まえ、次のポイントを挙げた。 「特に2列目の飛び出しのところで、相手がついてこられないシーンが多々あったので、引き続きスリー(バック)をやるのであれば、ウイングバックのところに飛び出しがキーになってくるのかな」 そして、「相手は勝点3を獲っていますし、アウェーなので、それ以上に気を引き締める材料は必要ないかな」と、中国戦圧勝の慢心はないと強調。バーレーンへの警戒心を露わにした。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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