楽天早川隆久投手（26）が、2年連続の2ケタ勝利を誓った。開幕投手を務めた今季は、20年ドラフト同期の藤井と並びチームトップの11勝。左腕の10勝以上は球団初の快挙で、自己最多だった1年目の9勝を上回った。「2ケタ（勝利）は目標にはしていましたけど、通過点でないといけない。達成できたことは率直にうれしいですし、来年以降も続けていきたい」と意気込んだ。 勝利数以外でも好成績を残した。25試合で170回1／3を投げ、4年目で初の規定投球回に到達。防御率はリーグ5位の2・54、160奪三振は同3位でリーグを代表する投手の仲間入りを果たした。 一方でチームはシーズン終盤に5年ぶりの8連敗を喫するなど失速し、3年連続の4位でCS進出を逃した。「やっぱり結果がすべてだなと思います。チームが4位で自分がもう少し勝ってればなってところも含めて、まだまだやれることはあったかなと。そういうところをつぶして来年以降にいければ」。誰もが認める楽天のエースとなり、多くの白星をもたらす。
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